第14章 一旦休憩
青峰side
青峰「痛ぇー」
紗絵「あー!ごめんなさい!
大丈夫?」
…俺、今日、結構痛い目あってね?
何かが当たってから目を閉じながら、
そんなこと考えてた。
痛みが引いてきて閉じてた目を開けた。
青峰「…!?」
驚いた。
前に紗絵が居るんだろうな、
と思ってたが、
目の前にいた。
というか、覗き込んでた。
本当に心配で、
今にも涙が出るんじゃねぇか、
てくらいな顔しやがって。
青峰「あははっ!
大丈夫だよ、紗絵」笑
本当、かわいーよな、こいつ。
そう思った俺は、
いつの間にか、紗絵の頭を撫でてた。
紗絵「…?なんで笑ってるの?
しかも、なんか撫でられてるんですけど…」
青峰「おめぇ、何、泣いてんだよ」笑