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【NARUTO】18禁 優しい人

第3章 告白の後の話


「…ん……」


次のキスは甘さが入っていた。
ツバキがいるのに、
何て野郎だ。
それでも受け入れてしまっている私はもっと馬鹿野郎だ。

悔しくて涙が出そうだ。
堪え切れない。

「ツバキちゃんとね、別れたよ。
信じられないよ。あんなに可愛い子と俺が別れちゃうなんて。」

また少し唇を離して話を始めた。

今何て言った?
別れた?

かつてないぐらい
カカシは本気だったはずだ。

なんなら結婚でもするのか、と、思ってしまうぐらい真剣に
ツバキを好きだったはずだ。

何故別れた?

「の事なんか、全然対象として見てないし、前の告白なんか少し引いたからね。あんな殺意むき出しの告白なんか見た事ないよ。」

でもね

そう言って彼は続けた。

「に、好きだって言われて、何故か触れたくなったんだ。
この一か月、ずっと避けられて、そばに全然いないし、いつも横にいたのに急にいなくなったら、あれって思うでしょ?」

ギュッと抱きしめられながら黙って聞いている。

涙が自然と流れている。

「一か月前のあの日から、俺はを見る目は毎日変わってきてるよ。昨日より、今日って、変わってきてる。」


そう言うと、覗きながら私を見つめた。

「どうでもいいわけないからな。、それだけは絶対覚えていて。」

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