第3章 ハートの国
ユリウス「アリスは爆笑していていたんだが…」
『メリー=ゴーランドさんが遊園地…』
まんまだなとアクアは静かに引く
ユリウス「それでこっちが遊園地に居候しているボリス=エレイ。チェシャ猫だ」
『見事なまでにピンクですね…』
ド派手なファッションに猫耳
寒いのか暑いのか分からないファーも付いている
『猫は可愛いですが…犬がいませんね』
ユリウス「そっちか…犬は確かにいないな」
いつか会えるのだろうか?とアクアは首を傾げる
ウサギ男と猫男
なんという動物ランドとアクアは思う
ユリウス「お前は余所者だから好きな場所に行って構わない」
『はあ…分かりました』
ファンタジー過ぎてアクアは空返事しか出来なかった