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軍神と夢魔

第18章 婚姻の儀


・二人の結婚式
ドレスは一着だが、結婚式は二度やっている。
仰々しい公の行事的なやつと、そうでもない奴の二回。
作中のは後者のやつ。
謙信の立場が立場なので二人が結婚となると、
どうしても行事的な堅苦しい奴だろうなと思ったが、
作者が書いても楽しくなさそうという理由で、
後者の堅苦しくないやつを追加したという裏話があります。
前者は謙信だけでなく、
春日山の家臣や女中まで巻き込む大変なやつ。
お迎え役とか出立の儀式とか。
後者の式では信玄が父親役をする程度ですが、
前者だと身寄りのない葵を嫁にするために、
便宜上武田の姫という扱いにしたり、
家臣連中を説得したり、
婚姻にまでいくのに時間がかかっていると思います。
謙信が別途で用意した色打掛だの白無垢は、
前者の仰々しい用。
ちなみに作中の後、
バカップルに当てられた安土武将と顕如は、
本当に政宗に辛い料理作ってもらった。
顕如はそのまま信長とかに巻き込まれて酒飲んで、
安土城に泊まった。
なんで私がと思ったが、それさえ言えないほど、
謙信と葵の婚姻の儀が濃厚すぎて、
敵味方関係なく飲まないとやってられなかった。
越後組はせんべいをみなで買ってお茶請けにした。
本当は葵の父親役は、
例の家臣さんでもよかったんですが、
春日山で身寄りがない彼女への後ろ盾という意味で、
武田の名は必要だと思うのでね・・・
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