第16章 呪いと思い
・葵に傷を負わせた武器
作中でも言っている通り、
悪魔祓い用のもの。
葵の場合、半分は夢魔ではないため、
ほかの夢魔ほどダメージはうけないが、
それでも効くのにかわりはなく、
謙信が焦るほど血が出た。
暗殺未遂の時に刀が効かなかったと聞き、
顕如たち一派に葵を始末するのを、
協力してもらう代わりに貸した。
見た目は普通の日本刀。
万が一謙信たちが、葵をかばおうと、
立ちふさがってもいいように、
夢魔も人間も切れる特別製。
愛する女を失い、精神を病んだ、
葵の父の命を終わらせたのもこれによるもの。