第14章 戦いの始まり
そんなときだった。
??「信長様、新手が!!」
信長「きおったか。顕如。
罠とも知れず哀れなことだ」
信長と謙信はそれぞれ、
顕如の手下を迎え撃つ準備をする。
家康「・・・?なんかおかしい?」
政宗「たしかに破戒僧じゃねえ気配が混ざってやがる」
光秀「まるでそこの姫と近いような・・・?」
謙信「それはどういう意味だ?」
謙信が光秀の言葉に怪訝そうな顔をすると、
目の前から謎の男たちが現れた。
男たちは謙信や信長には目もくれず、
葵の姿だけをじっと見ていた。
そしてこう言い放つ。
??「見つけたぞ・・・裏切り者・・・葵」
葵「・・・っ」
男たちの言葉を、
葵も謙信も信長たちも、
ただ聞いていることしかできなかった。