• テキストサイズ

軍神と夢魔

第14章 戦いの始まり


謙信「佐助、賊と不届き者の首謀者はつかめたか?」
佐助「は・・・賊と不届き者は、
   それぞれ別の人間の仕業です。
   ただ手は組んでいるので、首謀者は同じかと」
謙信「ほう。申せ」
佐助「その前に、一つ冷静に聞いてくださいね」
謙信「冷静だと?葵を傷つけた時点で、
   冷静などとうの昔に消えておる」
信玄「だからそれがダメだと言っているだろう」
義元「謙信の大事な姫様が怖がるよ」
謙信「・・・葵なぜいる?」
葵「当事者だから?」
謙信「・・・あとで義元を斬る」
葵「なんで!?」
義元「俺みたいな態度とったからだよ」
佐助「子供はすぐ周りの大人の真似しますからね」
葵「子供扱い!?
    一応大人なんだけど!?」
幸村「外見じゃねーよ。
   中身はガキじゃねーか」
信玄「たしかに姫は大人っていうには、
   少々純粋すぎるな」
葵「・・・それ以前に佐助、
    大人の真似するっていうなら、
    私の場合、すぐ抜刀しないと駄目じゃない?」
佐助「たしかに」
謙信「お前ら俺を馬鹿にしているのか?」
佐助「まさか、葵さんは、
   いつも謙信様のそばにいるから、
   影響受けてもおかしくないだろうという話です」
謙信「・・・佐助後で覚悟していろ」
謙信は佐助を睨みつける。
/ 257ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp