第13章 口直し　※R-18

・喧嘩
謙信曰く、悪手。
信玄曰く、時には必要な物。
いろいろ貢ぐ謙信と、
謙信に嫌われないようにしないとと怯える葵を、
見かねた信玄からのアドバイス。
喧嘩しないのが一番だけど、
二人は少しくらい喧嘩した方がいいという話。
本気のやつをしろとはいっていない。
本気のやつは不機嫌な謙信に、
八つ当たりとかされそうだから、
その辺はさすがに信玄も勘弁してほしいと思っている。
実際のところ喧嘩をすると葵がどうなるのか、
謙信も知らない。
泣きそうとか怯えそうはあくまで謙信の想像。
案外普通の恋人っぽいとか言いそうな可能性もある。
葵たぶん謙信の貢ぎ癖も含め、
自分たちが普通の恋人とは違うこと気にしているだろうから。