第3章 囚われの夢魔?
場所を変え広間にて
佐助「聞いていたとは思うけど、
俺の名前は佐助。
君は?」
葵「葵です」
佐助「葵さん。
単刀直入に聞く。
君はこの世界の人じゃないな?」
葵「どういうこと・・・?」
佐助「ここは君がいた時代の五百年前の戦国時代・・・
っていえばわかるかな?」
葵「戦国って・・・あれ?幕府とかそういうの?」
佐助「ああ・・・まあ主にね・・・」
葵「・・・うわ・・・本当に武将っていたんだ・・・」
佐助「・・・?歴史でやってないのかい・・・?」
葵「いや・・・その・・・
そもそも私人間じゃないので・・・」
佐助「それってどういう・・・・・・?」
葵のつぶやきに佐助が怪訝な顔をした瞬間、
広間に別の男たちの声がした。