第12章 波乱? ※注意
翌日
謙信「~♪」
謙信は姫鶴一文字の手入れをしていた。
佐助「謙信様・・・その用とは・・・?」
主君の様子に嫌な予感を感じた佐助は、
おそるおそる謙信に問う。
謙信「佐助。お前に一つ聞きたい」
佐助「なんですか?」
謙信「五百年後の女子はみな、ああなのか?」
佐助「ああと申しますと?」
謙信「胸元の果実、あれくらいあるのが普通なのか?」
佐助「(胸元?果実?・・・!!)
謙信様・・・まさかと思いますが、
葵さんの胸の話ですか?」
謙信「そうだが?」
佐助「謙信様・・・それ、葵さんには?」
謙信「勝手に育つなといったが?」
佐助「なんていう理不尽。
そして謙信様。それはセクハラです」
謙信「(せくはらとは何だ?)
俺のものなのだから問題なかろう?」
佐助「謙信様の女でも、やめてあげてください」
謙信「で?どうなのだ?」
謙信は佐助に興味津々という風に聞く。