ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編
第72章 ハロウィンの夜と猟奇の愛
布面積の小さな下着からこぼれそうな胸の形がはみ出していてその美しさに吸い寄せられる
その形を強調する様に覗く下乳を空いた右手で包み込む
容易に形を変える胸
自身には無い柔らかく繊細な肌
ビクリと肩を震わせる彼女の反応を楽しみながらも下着を取り払えばもどかしい布が無くなりその全てが見て取れる
まだ触れてもいないのに主張する胸の先に触れぬ様に指先で肌をなぞってやれば彼女の瞳はもどかしそうに自身を見上げ
たまらなく虐めたくなる
時間をかけて焦らし続けどれくらい時間が経ったのか荒い息遣いが淫靡に響く
彼女の待ち望んだ場所を指先で弾けばビクビクと跳ねる身体
漏れ出す甘い喘ぎ声に自身の下腹部を随分と窮屈に感じる
そのまま腕を伸ばしストッキングから覗く太腿を撫で上げ彼女の下腹部へと手を伸ばせば既に潤いしっとりとしていた
熱く熱を籠らせる自身もまた同じで彼女と肌を重ねたいと身体が疼く
下着越しに敏感な部分を刺激して堪らず下着をずらして濡れた其処へと指を沈めた
「………っあぁっ……!」
熱い体温が指を包んで彼女もまた自身を望んでいるのだと思えば鼓動が高鳴って行く
敏感な場所を探り当てじわじわと攻めて期を待つ
本当は直ぐにでも結ばれたいと身体は疼くが今は衝動を抑える
彼女も達さないと意味が無い
自身だけが快楽を得る等独りでしているのと変わり無く彼女が腕の中にいるのに滑稽だ
彼女が誰にも見せない淫靡で淫らな姿を俺だけに見せて欲しい
ギュッと締まった中の感覚を指に感じ引き抜けばもどかしいとばかりに小さな喚声が漏らされて厭らしく指にまとわりついた体液を唇におさめた
「そろそろ挿れて良い?」
口では確認していても答えなんて聞いてはいない
しかし彼女も望んでいるのだと感じたくて
「………はい……」
消え入りそうな小さな返事を待っていた