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ここは彼の世界です【HUNTER×HUNTER】続編

第146章 穏やかな午後







「ひゃあぁっ……!あぁっん………ぁあっ!」



「っ………沙夜子……外に聞こえるよ」



乱れた彼の呼吸すらも肌を震わせて彼の肩に顔を埋めて懸命に唇を閉ざすも痺れる様な甘い快楽にくぐもった喘ぎを吐き


開け放たれたままの窓を気にしながらも全く加減されず打ち付けられる腰は私を攻め立てて


一際大きな波が寄せ、ビクビク痙攣して跳ねる身体と浮遊感に目の前が真っ白に染まり声にならない声が漏れた



しかしその最中も止む事の無い旋律は強過ぎる刺激と成って



「……っっ、んぁあ!!……ダメ……おねがっあぁ!!」


「……ダメじゃないでしょ……っ……」



懇願する私に余裕無く酷く悩ましい声を落とした彼は唇をふさぐ様に舌を絡ませながら尚も旋律を続けた


力強く抱き締める逞しい肉体に身を寄せれば只彼の熱と呼吸を感じて深く触れ合う想いに溢れる幸せ



乾いた素肌がぶつかる音とはしたない水音が交ざって響き彼の肌から滴る汗がどちらともわからず混ざる



只欲しいとばかりに強く深く快感を与えられ私は何度も何度も意識が遠退く様な絶頂を繰り返した


彼はその度に愛していると伝える様に甘く溶けてしまいそうなキスで私の唇をふさぎ



一際強く突き上げられた身体と快感に歪む彼の表情




「……沙夜子っ………んんっ……」



私をより一層きつく抱き締めた彼の香りに力無く身を寄せれば



揃いの荒い呼吸を繰り返しぐったりと体重を乗せた彼はくしゃりと私の髪を撫でて耳元で「大好きだよ」と告げた





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