第1章 もるちゃん「後藤さん、昴さん、もるちゃんの三角関係」

後藤「何でお前がここにいる？」
昴「それはこっちのセリフだ！樹里亜はこれから俺とフルーツパーラーに行くからお前は邪魔だ」
後藤「何を勝手な事を！そんな予定は入っていない」
昴「残念だったな、俺は前もってこいつの予定に入れておいたからな」
後藤「俺は聞いてない」
昴「お前に言う必要はないだろう？」
後藤「そう、なのか？」
樹里亜「今度行く、とは聞いていましたが
……」
後藤「日時がはっきりしていないのなら話にならないな」
昴「だからさっきメールしただろう？」
樹里亜「ごめんなさい！まだ確認していませんでした……」
昴「しょうがないやつだな……ま、そういう事だから！」
後藤「待て！まだ樹里亜はお前と行くとは言っていないだろ！？」
昴「返事を聞く必要はないだろう？お前と帰るより俺と行く方がいいに決まってる！」
後藤「なんだと！？」
昴「なんだ、やるか？」
樹里亜「あの！折角ですから3人で行きませんか？」
後藤･昴「は？」
樹里亜「3人の方が楽しいと思うんですけど？」
後藤･昴「「楽しくない！」」
樹里亜「!!本当に仲がいいんですね」
後藤･昴「「よくない!!」」
樹里亜「(息ぴったり！)ふふっ！私はそんな2人が好きですよ？」
後藤･昴「…………」
昴「…まあ、どうしてもって言うならお前も連れて行ってやらないでもない」
後藤「あ？」
樹里亜「後藤さん、一緒に行きましょう？昴さんお勧めの所ならきっと美味しいですよ？」
後藤「…仕方がないな」
樹里亜「ふふっ！楽しみですね」
後藤「…アンタが楽しみなら、それでいいか」