• テキストサイズ

ユーリと一緒に追いかけた【ヴィクトル】R18

第15章 どうしてそんな顔するの


その様子を見て手を下ろす勝生勇利

そして私はヴィクトルの手を取り立ち上がる

ほっとした顔をしているヴィクトル
この短時間で驚くほど素直になれた

今日は勝生勇利にとっても私たちにとっても大事な1日

そう感じながらリンクサイドへ向かった

勝生勇利のおかげでヴィクトルとも向き合うことが出来た
きっと後悔しない
どういう結果になっても私たちの中は

ヴィクトルが本当に好いてくれているそう信じる

ヴィクトルが私を信じてくれたように

今は微妙な距離感で恥ずかしくてもいい
だってこれが適切な距離だから

だから今は私たちより勝生勇利がメイン

むしろ今日の主役に何やらせてるの私

と思いながらも進む試合

勝生勇利の元リンクメイトのピチットチュラノン
彼の演技には華があった
勝生勇利あなたは今日華を咲かせられる?

あなたはあなたの色香が漂う華を

色や形だけでなく匂いを感じさせるような美味しいカツ丼になるのかしら
今日はどんな味?
そんな思い出始まる演技

これはまた
濃厚な卵にとろっとろに仕上げてきたわね。
辛いの苦手だし早く勝生勇利のお母さんのカツ丼が食べたいなー
そう思っているいつの間にか終わりキスクラに一緒に座っていた私
あれ?いいのか?なんて思っていると


/ 119ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp