第2章 置いていかないで
ユーリ「それだぁ!!」
とユーリの声が聞こえたかと思えば
ユーリ「おいエレーナ ヴィクトルを追いかけるぞ! あんなやつにヴィクトル取られてたまるかぁ!」
ヤコフ「おいこらちょっと待て!なぜお前まで行くユーリ!!!」
ユーリ「当たり前だろ!待ってろよヴィクトール!!」
ヤコフ「おいユーリ!わしの話を聞かんか!」
なんて光景をポカーンと眺めているミラの横で目を見開いていた私はふと
エレーナ「追いかける…追いかける!?!? そうか そうよねミラ!私はヴィクトルのチームスタッフ 説得も私の役目! そうよなんでこんな簡単なこと思いつかなかったの!」
と急に声を発した私に驚いているミラは心の中でいつまで恋してるの隠してるふり続けるのかしらこの子は。
気づいていないのはヴィクトルだけだしさっさと素直になれば解決なのにと思うのであった。
そんなこんなでユーリといつの間にか結託した私は結局ヤコフに許可も取らずに日本へと行くのであった
エレーナ「ヴィクトル待ってなくてもいい勝手に追いかけて捕まえるから。ロシアに絶対連れ戻すから」