第9章 勇利の目覚め
ヴィクトルが風呂に入っている頃ユーリと勇利の秘密の特訓が始まっていた。
昨夜先に部屋に逃げ帰ったあとエロスのイメージについて考えていた勇利
色々考えた結果カツ丼のトロットロ熱々をイメージしながら滑ることに決まった
一方のユーリは温泉に浸かりながらまだ溶けきっていない雪を眺めながらアガペーについて考えていた
そして幼い頃の記憶を思い出しなにかを手に入れた
翌日ヴィクトルに自主練習を言い渡された2人はリンクで練習していると思い立ったように勇利がユーリにジャンプを教えて欲しいと頼み今に至る。
ユーリ「だからちげぇって言ってんだろ!よく見てろこう!」
勇利「こ、こう?」
ユーリ「だー!ちげぇ!」
と言い合いをしている
2人であーだこうだ言っているうちに夜になりユーリが
「おいそろそろ帰るぞ。」
勇利「うーん あとちょっと」
と答えると
ユーリ「あんまし無理しても仕方ねーだろ 明日また教えてやっから」
と言われ
勇利「えっいいの!?」
と驚く
ユーリ「お願いされて引き受けたんだ。跳べるまで見てやる。」
と案外責任感があるようでそう返事をされた
勇利「ありがとう!ユリオ」
ユーリ「だからユリオじゃねえって」
と言いながらリンクから上がりながら会話をしジャンプについてのコツやそれぞれのイメージについて話し合いながら帰路についた