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ユーリと一緒に追いかけた【ヴィクトル】R18

第19章 ヴィクトルの決断


「だから 私の手を取って」
と差し出すと
「喜んで」と手を取り甲にキスをしヴィクトル顔を上げる

「エレーナ 俺と結婚して」と指輪を差し出すヴィクトル
驚いた顔をしていると

「これはまだ婚約指輪だけどいつか...そうだな 勇利が金メダルをとったら結婚してほしい。」

そう言われ
「うえええええええ!?!?!?!??」
と動揺する勝生勇利

思わずクスッと笑ってしまう。

「ちょちょっとヴィクトルそんな大事なこと僕に任せないでよ!」

「なぜ?勇利の経歴は俺のコーチとしての経歴でもある。」

と勝生勇利がだんだん可愛そうになってくるので

「ヴィクトル その辺で。」
と言ううとちょっと意地悪そうな顔が戻りこちらを向く

「ヴィクトルと結婚する時はあなたがまたGPファイナルで金メダルをとる時よ。 辞めた時と一緒と思っちゃダメ。今は勝生勇利だけじゃないユーリやJJもいるもちろん他のみんなも ブランクもあるし以前のように簡単には取れない。だからヴィクトルがまた再び頂点に立った時 異論はある?」
そういうと
「あぁもちろん。 イエスなんて今すぐ抱きしめたい」

「いいわよ」
と言うと熱い抱擁を交わす

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