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ケセラセラ

第6章 迎え奉れ *イケメン戦国*



小さく息を吸って、さんが歌い出すと、何故かざわめきが起こる。


『きよし、って誰だ?』

『知らん』

『栗住ますには、きよしさんの歌を歌うのが500年後のしきたりなのですね!』

『いや、きよしの子かも知れんぞ』

『あ!きよし、子の夜!』


もう、さんの歌そっちのけで、きよし談義が始まった。

歌い終わったことにも気付いていないみたいだ。




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忍法、狸寝入りの術。
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