第6章 迎え奉れ *イケメン戦国*
ニヤリと笑う光秀さんの横をすり抜けて、畏まりながら入ってきた女中さんたちの手の中には、膳に乗せられたお椀が1つ。
「俺は佐助殿から、人数分のぷれぜんとをと所望された。遠慮せずに納めてもらえると良いんだがな」
「...佐助........」
「はい?」
「俺からのぷれぜんとは、特製の戦国統一飯だ」
「.......光秀さん、プレゼントの意味がよく分かりましたね」
「少なからず南蛮の者と繋がりがあるからな」
あれ、おかしいな。
みんなの向けてくる視線が痛い気がする。
まぁ、気にしない。