第6章 迎え奉れ *イケメン戦国*
何とかいつもの席順で座らせると、俺は一番下座に陣取った。
「では、答え合わせをします。あ、政宗さんのは来てからで。まずは、家康さんにお願いしたものですが」
「釣り」
「ブー。正解はこれでした」
あらかじめ用意しておいた、ツリーの絵を広げて見せる。
「......木?」
「もみの木でした」
家康さまがイラッとしたのは気にしない。
「次は秀吉さんと三成さんにお願いした」
「おおなめくじですね!!」
「正解はこれです」
オーナメントの絵を見せると、二人とも呆気に取られた顔をした。
「えっと.....剥がしますね」
「是非」