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ケセラセラ
第4章 誰が為に風は吹く *るろうに剣心*
「言ったでしょ?あなたたちに殺された、父の仇を取るため」
「.....そうでしたね。でも僭越ながら、僕は強いですよ?あなたに僕が殺せるとは、とても思えないんですけど。」
宗次郎がニッコリと笑う。
困ってもなければ、怒ってもいない。
ただ笑っているだけ。
「なんか、宇水さんみたいですね」
「誰よ」
「あなたのように、志々雄さんに復讐する機会を窺って、結局何も出来なかった人ですよ。死んじゃいましたけど」
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