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ケセラセラ

第3章 サバト? *邪神ちゃんドロップキック*



鋭角に美しく曲がった蛇の下半身が、自由落下でゆりねへ向かう。

風の抵抗があるはずなのに、全裸でいる邪神ちゃんの胸部を隠す長い金髪は、ピタリとくっついて靡(なび)かない。


「またそれ?懲りないわね」


「あ」


どこから取り出したのだろう。
ゆりねが鉄パイプを握り直してドロップキックを華麗に躱し、邪神ちゃんの腹部へめり込ませる。


骨や内蔵を無視し、ゴムのように鉄パイプがめり込んだ邪神ちゃんの姿はそう!


まるであのルフ
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