第1章 媚薬
「いいね、可愛いな…。
に
煽られると興奮しちゃうな。」
そうニヤリと笑みを浮かべながら、私を見つめている。
「エロいね、凄い…」
そう言い放ちながら嵐のような激しいセックスに、もう何も考えれず、ただされるがままになっていた。
私を見ながら腰を動かす姿が
たまらなく気持ち良く、さらに興奮した。
背中に手を回し、お互い近くで反応を見ながら、キスを何度も求め合った。
「……っ!あ…っや!…カカシっ!」
一緒に絶頂を迎えて、
ドクンドクンと熱い体液が
中に出されたのを感じる。
お互い、ビクンビクンと身体の中で痙攣している。
たまらなく、気持ち良いセックスを感じた。
(それだけじゃない…カカシさん、男の人なんだって改めて感じる。戻れないよ、こんなセックスしたら。想いが溢れてしまう。)
抱きあいながら
こんなにセックスが気持ち良いものなのかと改めて感じていた。
カカシさんが、上手いという事もあるだろうが、それだけではない。
優しく私の身体を気づかい、恋人のように抱く彼に、愛を感じたのだ。
私を好きかどうかは関係ない。
心が、彼だ見つけた、と、
叫んでいるのだ。
(好きにならないわけがない。)