第2章 ♡☆ 悪夢
私は、戦いを終えたあとスモーカーと一緒に寝ていた。サカズキさんはさっき、スモーカーと私が愛し合っていたのを聞いてたようだが、敢えて何も言わずに部屋から去っていた。スモーカーの背中を抱きしめ、その体温を感じて安心した。そして、私は眠りについた。
そして、かつての事を思い出してしまった。
「はあっ… クリーク、やめて」
「そこは、クリークさんだろ?ロロナ」
「やめないよ、ロロナ」
そしてクリークは私を貪った。体中、すべてを。クリークの船の船員は私がクリークにレイプされる姿を見て、笑っていた。ギンを除いて…
ギンは私を愛していた、その為海を見ていた。クリークは精を出し、ニヤリと笑っていた。私は涙をポロリと流しながら、クリークとセックスした。その事実を認識しなきゃいけなかった。そして、朝になっていた。朝起きた時スモーカーは、私を抱きしめていた。「ハルチャン、どうしたの?」とスモーカーは優しい声色で言って微笑んだ。私は、ただ「現実を帯びた悪夢を見ただけ」と言った。