第3章 酩酊の色【アイザック・★】
「なら、もっと良くしないと………。」
わざと意思を取り違えてみせると、胸に捏ねていた掌を脚に触れさせた。
「やっ、そこはっ………!」
問答無用で閉じられた膝を開くと、月灯りだけを頼りに探る。
閉じようと抗うのを、自分のそれを絡めて封じる。
「あ、ひぁっ………は、恥ずかしっ・・・んんんっ」
「アンタが恥ずかしがってるとこ、もっと見たい………。」
隙間に指先を忍ばせると、華奢な身体が跳ねた。
ゆっくりと。だけどアンタの身体が跳ねる場所を刺激する。
「アイザックッ・・・んぁ、………ほんとに、もう………!」
「イきたい………?」
こくこく、と何度も頷く。
「………可愛い」
優しく笑んだ。
普段の俺では浮かべない表情を見たアンタは、わずかに瞳を揺らして。