第1章 一夜の過ち
何年も何年も
ずっと片思いで、
ずっと、
好きで好きで。
カカシは私に
仲間として心を
許して接してくれていたのだ。
それなのに私は
それを、
ぶち壊した。
……カカシが酔っているのをいい事に、私は無理矢理彼を誘った。
居酒屋で一緒に飲み、
そのあと、
私は強引に
カカシの家まで
ついて行って、
そこでも少し飲んだ。
アルコールのせいにすれば
後腐れはないだろうと思った。
触って欲しくて
カカシに触れたくて
たまらなかった。
少し、飲み、
ゆっくり近くに寄り
カカシの肩に触れて、
首筋にキスをしてみた。
「、
待って、何してるの?」
カカシの問いかけには
一切応じず、
彼の服に手を入れ、
暖かい彼の肌を
感じながら
唇にキスをした。
「イヤ?
私とこういう事するの、
ダメ?」
「いや、そんなことは…
でも、やっぱりダメでしょ。
お前凄く酔ってるし。」
私は彼を無視して
感じやすい場所を
探して感じるように触った。
「っ!…!」
「カカシお願い、
我慢できないの。ねぇ、して?」
そう言って、
彼の硬くなっていく
下半身に触れた。
そのことが、嬉しくて、
可愛く感じた。
「可愛い…カカシ。」
「っ!、
自分が今やってること…
ちゃんと理解してるのか?」
カカシは、グイと引っ張り、座って抱き合うように見つめてくる。