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恋を知らない俺と恋を知ってる彼女

第2章 親の話




3ヶ月に1回は母親の実家か父親の家に会いに行くというのが
夏帆が一人暮らしする条件だった




「でも久しぶりに会えるんだから嬉しいだろ?」



「片方ずつと会っても仕方ないんだよ」




夏帆の家は共働きで仕事に関してプライドの高い両親だった
けど子育ては2人とも積極的で行事や夏帆が熱出した時も
どっちかが仕事を休んでいた
周りから見ても円満な家庭に見えていたがそうではなかったらしい



「明日は親父さん?」


「うん
なんか会わせたい人がいるんだって」




「え?」




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