• テキストサイズ

恋を知らない俺と恋を知ってる彼女

第2章 親の話





「やっぱりそういうことだよね」



離婚を受け入れらないこいつには相当辛い現実だろうな



「まあだろうな」




「なんでなんだろう」


まただ



泣きそうになるとポロポロと涙が落ちて行く


「別にお前のせいじゃないだろ」



こんなことしか言えない自分にも腹が立つ
こいつはそれを求めてるわけじゃない



「だよね
泣いてごめんね」




そう言いつつも涙が止まらなくて
この日は寝るまでずっと泣いていた



俺は何もせずに同じベッドで寝るだけだった
/ 27ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp