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恋を知らない俺と恋を知ってる彼女

第1章 俺の幼馴染




ピピピピ


AM.8:15

間宮大知(まみやだいち)


「んーー」




俺は夜カーテンは隙間なく閉めるのが好きだ
太陽の日差しで目を覚ますのが嫌いだから


そしてアラームの音で起きると
必ず布団に潜り込んでくるコイツを見て
1日の始まりがまず幸せと思える




「おい、夏帆(なつほ)!アラーム鳴ったぞ!」


「…おはよ」



三田夏帆(みたなつほ)


俺の隣の家で同じ大学の夏帆は両親の離婚をきっかけに
一人暮らしをしてる


カメラが趣味の夏帆は週に何日か早起きして朝にしか見れない景色などを探してるらしい
その後俺の布団で授業までの時間寝る


さすがに男のベッドの中に寝てくるなんてどんだけ無防備なんだと思うけどこいつにとって俺はただの幼馴染




「今日は何撮ったんだよ」



「んー?何も撮ってないよ?」



「じゃあなんでここに来るんだよ」



「えー?察し悪いな〜」




そういうことか
こいつはビッチだったんだ



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