第4章 【番外編】マツノトクエスト 第三章
【 武闘家カラ松の精神攻撃 】
━━━━━━━━━━ボキッ
【 勇者達は肋をやられた 】
「ぐはっ、やられた!! 今のでHPめっさ減ったあぁああ」
「や、やばい、私も今半分くらい持ってかれて力が……」
カラ松のイタ語は攻撃以上に効き目がありそうだ。
肋をやられた事で勇者一行のHPがみるみる減って行く。
「ん~? 何を言っているんだお前たち、さてはこの俺……カラ松のファン、なのだな? フフーン、いいだろう、仕方ない。冥土の土産にカラ松ソングでもひとつ披露してや……」
「だりゃーーー!!!」
━━━━━━━━ガシャアアアアアアン!!!
【 おそ松の攻撃 おそ松はツボをカラ松に投げつけた 】
「グハーー!!」
「っっ、でぇりゃ!!」
━━━━━━━━━━スパアアアアアアン!!
【 ナス子の攻撃 ハリセンの一撃を加えた 】
「いで━━━━━━━っっ!!」
おそ松のツボは一体どこから出てきたのだろうと思うが、まぁ今は考えないでおこう。
それよりも意外なのはカラ松の弱さ。
既に私達の二発だけで地面に突っ伏している。
「く……俺とした事が不意を突かれるとは……やるな、お前たち」
「弱っ!! こいつ弱━━━━━っ! まだツボ一個しか投げてないよ?! おらっ」
【 おそ松の攻撃 おそ松は ツボ を カラ松に投げ捨てた 】
━━━━━━━ゴンッ!!!
まるで追い打ちのようにカラ松にツボをぶつけるおそ松。
見るとカラ松のHPも相当減っている。