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光と闇とその上は【黒執事】
第3章 その女中、絶望
ティナはその日の仕事を終えて再び夫人の部屋へ向かった
―――――――――――……
――――――――……
コンコン
『奥様、ティナです』
やっと来たわ
夫人「いらっしゃい」
ずっと待ってたのよ
『……はい』
カチャッ
『失礼します』
夫人「殺してきて欲しい人物はこの人なの」
私はそう言って1枚の紙をティナに差し出した
『はい………。っえ!?』
紙を受け取ったあの娘の顔は絶望の表情だった
『し、シエル・ファントムハイヴ伯爵……』
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