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カラフルⅤ【気象系BL小説】

第4章 バッカス


「も、あぁっ…だめだってばぁっ…」

ゆっくり入れる余裕もなくて。
そのまま根本までずぶりと入った。

「ヤバ…これ、ヤバい…」

汗が一気に吹き出してくる。
気持ちよすぎて、もう出ちゃいそう。

「ごめんっ…」

ずるっと腰を引いて、ガツンと突き上げた。

「ああっ…」

皮膚のぶつかる音が寝室に響いて、マットレスが派手に揺れる。

「良すぎるんだよ…翔ちゃん…」

大野さんがぼそっとつぶやいた。

「う…嘘…」
「だって、すんげえ気持ちいいんだもん…」

甘えるように言うと、また翔ちゃんとキスを始めた。

「翔ちゃん…」
「あぁ…もお…バカ…」

ふたりの舌が絡み合ってるのが見えて。
また俺はずるりと腰を引いて、突き上げた。

「んうっ…」

翔ちゃんごめんねと思いながら、快感には抗えなかった。

「翔ちゃんっ…翔ちゃんっ…」

さっきイキそうになってたから、あっという間だった。

「ヤバ…もう、出すからね?翔ちゃんっ…」
「ああっ…ニノっ…」

翔ちゃんの足を持って、ガツガツ腰を突き上げた。

「気持ちっ…いいっ…」

思わず叫んだら、中がきゅううって狭まって。

「あっ…あああっ…イクっ…」

搾り取られるように、翔ちゃんの中にぶっ放した。

「やば…い…」


死ぬほど気持ちいい…


全部出し切ったら、頭がくらっとして。

「あれ…」

翔ちゃんの上に倒れ込んでしまった。

「あれ…?」

なんかもう目の前がぐにゃっと曲がって…

「もう…ばか…」
「おまえも中出ししてんじゃねえか…」
「ごめぇん…」

ぎゅっと翔ちゃんが俺のこと抱きしめてくれた。

「バカ…」
「ごめんて…」

そのまま急激に意識が遠のいて。

「ごめぇん…しょうちゃぁん…」

謝りながら、翔ちゃんの腕の中で眠ってしまった。

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