第4章 吉原の客
男「酒が飲みたい」
そう言う男を莉奈は隣に座らせて、お酒をついであげる
男も莉奈にお酒をついであげる
男「やっぱり、女がつぐ酒は美味いんだな」
男の目は優しく莉奈に向けてくれる
男の綺麗な顔に莉奈は少しカッコイイなんて思ってしまう。
『貴方様がついでくれたお酒も今までで一番美味しいです』
男「そうかそうか!嬉しいなぁ」
そんな嘘を付けば男は本気だと信じてくれるのか喜ぶ。逆に喜んでくれないと困るが。
男「もっとついでくれるか?」
『もちろんです』
男にお酒をつぐ。
男はそれを美味しそうに飲む
莉奈め男にお酒をつがれれば、飲む
嫌でも飲まないといけない
あれから30分たった
男はお酒に強いのかあまり酔わない
莉奈は少し酔いそうになるのをギリギリで抑えている
男「酔いそうなのか?」
気を使っているのか聞いてくる
『少しだけ。』
莉奈がそう言うと男は莉奈にお酒をつぐのをやめた
男「そろそろ…いいか?」
『いつでも。』
男は莉奈の返事を聞くと莉奈を立たせて布団のある所へ歩かせる。布団がある所は薄暗く明かりがある
男「俺の事をカイトって呼んでくれるか?」
『かいと?』
カ「あぁ、俺の名前だ」
そう言うとカイトは莉奈を優しく押し倒した
まるで、恋人のようだ
カ「キス…していいか?」
『はぃ』
ちゅっ…
優しく触れるだけのキスをする
カ「激しくしていいか?」
『どうぞ、お気になさらず。』
その言葉に安心したのか、激しく舌を入れてくる
ちゅっ…くちゅ…
『んぅ…はぁ…』
カイトが唇を離せば銀色の糸が二人を結ぶ。
『はぁ…』
また、激しく口付けをしてくる
今度は長い
くちゅ…ちゅっ…
いやらしい音が口からなる
キスしたままカイトは莉奈の胸を触る
『ん…はぅ//』
いやらしく胸を触ってくる
唇が離れカイトは莉奈の目を真っ直ぐ見る
カ「余裕の無さそうなその顔…好きだな」
『す…好きとか言わないでください。』
カ「なんでだ?少しくらいいいだろう」
カイトは肩が見えていた着物を胸が見えるところまで下ろす。