第4章 飼い主が現れました??
葉月が焦凍と一緒に学校に通って1週間
大人しく授業を聞く葉月に相澤は問題を出した
見事正解し相澤を驚かせた
それからたまに問題を出していた
「そこの猫
この問題解いてみろ」
『ミャッ!』
尻尾を使って風を起こしチョークで黒板に答えを書いた
「....正解だ」
おぉ~とクラスがどよめく
今日のはクラスでも2割ほどの者にしか解けない難問だった
「わーたーしーが普通にドアから来たー!!?
今日のヒーロー学は2対2のバトルだ!?
コスチュームに着替える様に!」
今日も元気だな~
それにしてもバトルだって
やっぱりヒーロー科は違うな~
「先生ー!今日休んでる奴居るから一人あぶれます」
「ではどこか3人に....」
「俺はこいつと組む」
『ニャ!?』
えぇー!?私が焦凍と組むの!!?
大丈夫かなぁ....
「ふーむ....まあいいだろう!」
いいんですか!?
「死ねー!」
『フシャー!?』
なんで私ばっかりに攻撃してくるの!?
「避けんじゃねぇよ毛玉野郎!!?」
「葉月は野郎じゃねえ」
「うっせえ半分野郎!」
涼しい顔の焦凍に対し青筋をたてて怒鳴る爆豪
「そこまで!?引き分けだ
良く頑張った」
優しく葉月の頭を撫でた
怖かったよ~
擦り擦りと焦凍にすり寄ると優しく抱き上げクラスメイトのもとへと向かった