• テキストサイズ

【HQ】初恋は叶わない

第6章 ろく



ふわっと

開けていた窓から風が入ってきた。





君が好きな桜が咲く、

春の柔らかな風。










その風に攫われて

机の上に置いてあった封筒が

裏向きになって俺の側に落ちる。










そこには、

表の宛名と同じ綺麗な字で

の名前が書いてあった。

























木葉、と。
/ 17ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp