第20章 甘い悪戯 (光秀×舞) R18 BDリクエスト作品
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「っ、で、でもそんな急に……っん」
慌てふためく舞をふわりと抱き上げ再び唇を重ねると、甘い吐息が頬を掠め、次第に身体が熱くなっていく
「あまり煽ると、止められなくなるが…いいのか?」
「っ、そ、れは……困ります……っ」
「そうか。それは残念だ」
クスクスと笑みを浮かべながら舞の身体を降ろすと、舞は観念したのか荷物をまとめ始め、風呂敷包み1つを抱えて立ち上がった
それをヒョイっと取り上げると、舞の手を引き安土城を後にする
共に歩きながら、手に入れた温もりを確かめるようにギュッと掌を握りしめると、応えるように握り返してくる舞
それだけで、心がじんわりと甘く、優しく満たされていく
"何があろうと、この愛しい存在を最後まで守りぬく"
強い決意を胸に、光秀は舞の掌を再びギュッと握りしめた
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