第20章 甘い悪戯 (光秀×舞) R18 BDリクエスト作品
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今まで嘘と偽りで塗り固め、その上に巧みに築き上げてきたもの全てが、跡形もなく崩れ去った瞬間だった
(お前の前では…どんなに堅固な砦でさえも丸裸にされる。ならば潔く負けを認め砦ごと征服されるか…それよりも早くお前を征服するかしかない、というわけか)
はぁ…と深い溜息をつき、自分の感情を抑える事を諦めた光秀は、舞の上に乗り上げると、そのまま奪うように唇を塞ぎ、舌を絡ませた
「んっ……ふ…ぁ……っ……」
それに応えるように必死にしがみついてくる舞の腰をグッと引き寄せ、濡れそぼつ場所へ自身の熱をあてがう
ビクンと身体を震わせる舞の髪を優しく撫でながら奥までズクン…と一気に貫くと、そのままゆっくりと腰を動かした
舞の中は愛液で溢れ、動かす度にしっとりと絡みついてくる
貫く度に自分の腕の中で艶めかしい声をあげて啼く舞を見つめながら、光秀は自身の心が満たされていくのを感じていた
「あ…っ…はぁ…んん…っ、光秀さ……っ」
「そんなに声をあげると外へ聞こえるが…いいのか?」
「っ、え……っん…やぁ…ぁ……んっ」
必死に声を押し殺す舞に追い打ちをかけるように抽挿を速めると、不意に部屋の外から声がして、舞は身体をビクンと震わせる
構わず抽挿を続けると、声の主は良く知る人物のもので、光秀は思わず苦笑いを浮かべた
「舞、もう寝てるのか…?少しだけ…入ってもいいか?」
「(俺は別に構わないが…どうするかはお前次第だ)」
耳元で意地悪な笑みを浮かべながら囁くと、舞はフルフルと顔を振り、部屋の外へ声をかけた
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