第19章 束縛は愛の証(謙信×舞) R18 謙信BD祝SS
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謙信は、舞の言葉に口角をつりあげると、濡れた頬を優しく手でなぞった
「まだ続けてやるつもりでいたが…それが望みなら応えてやろう。だが…俺の誕生日を祝ってくれるというのなら、今日は祝われてやるのも、悪くない」
謙信は自身の着物を脱ぎ、鍛え上げられた身体を晒すと、舞をふわりと抱え上げ褥の上に降ろした
そのまま謙信も横になると、舞に上に乗るように促し、身体を引き寄せる
謙信の意図を理解した舞は、頬を真っ赤に染め視線を彷徨わせた
「っ、そんな事……出来な……っ」
「ならば…このまま朝までここへ閉じ込め、全てを奪い尽くす。従順になるまでな」
「謙信様……っ………」
舞の瞳を見つめ、想いを真っ直ぐに伝えると、舞は暫く考え込んだ後、決意したように謙信の上に身体を乗せた
はちきれそうな程に膨らんだ熱が、熱く蕩けた場所へ 徐々に飲み込まれていく
奥深い場所まで繋がり堪らず眉を寄せると、舞が謙信の頬へ手を伸ばした
「私が愛しているのは、謙信様だけです…。黙っていたのはごめんなさい。でも…謙信様に喜んで欲しかったんです…っ」
「っ、舞………」
(わかっている…本当はお前がただ純粋に俺を祝いたかったのだという事は…)
それでも…俺の知らない所で、お前の隣に他の男がいたという事実がどうしても赦せなかった
それが喩え、俺の為のものだとしてもーーーーー
「少しは反省したようだな。ならば…この後はお前の計画とやらに付き合ってやってもいい」
「謙信様…!本当ですか…?!」
パッと花が咲いたような笑顔を覗かせる舞に少しだけ微笑んだ後、謙信は舞の腰をグッと掴み下から激しく突き上げた
「っんあああ…っ!!!け、謙信様……っ?!あああ…っ」
「だが、仕置はまだ終わってない。俺の飢えが満たされるまで…存分に啼け。声が枯れるまで、な…」
「あああ……っ…んああああ!!!」
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