第13章 激情に囚われて(謙信×舞) R18
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「お前は、やけにあの男を信頼しているのだな…。あの男は信用ならん。平気で人を裏切る男だ」
「謙信様にはそう見えたかもしれませんが、光秀さんは…ちょっと意地悪で、だけど…本当は暖かい心を持った、優しい人なんです」
「っ、それ以上言うな!やはりお前には仕置きが必要なようだな」
謙信は抵抗する舞の両手を縛り上げ、その縄を柱に括り付けた
「謙信様!やめて下さい…っ。こんなのは嫌…っ」
頭上で固定された手は動かすことも出来ず、身体を捩って見ても、縄が擦れるだけで解けそうにないくらいキツく結ばれている
謙信は舞の帯を解くと、着物の合わせを乱暴に開いた
そこへ舌を這わせていく
「やあ…っ、謙信様……っ!」
「この忌々しい痕など、今すぐに消してやる…。お前は俺のものだ」
紅く色づいた首筋の痕を謙信の唇がなぞり、痛い程にキツく吸われ…新たな所有の証が次々と刻まれて行く
全て塗り替えられた証を眺め、謙信は口角をつりあげた
「ふっ、いい眺めだな。これで暫くは消えることもないだろう」
「謙信様……っんん…」
一瞬、満足そうな笑みを浮かべた謙信だったが、そのまま舞の胸の膨らみへ手を伸ばし、柔らかな双乳を揉みしだいた
「あ…っ………」
とっくに知り尽くされている身体は、謙信の愛撫ですぐに熱を持ち、甘い吐息がもれてしまう
舌先で先端を舐められ、甘噛みされ、すっかり硬くなったそこを指で弄られ、あまりの刺激に息もできないくらい呼吸も苦しくなっていく
「謙信様……っ、やあ…っ」
涙を浮かべる舞を見ながら、謙信は熱く潤んだ場所へ手を伸ばした
布団へ染みが出来る程に溢れた蜜が謙信の指先を濡らし、クチュっと音を立てる
「随分濡れているな。解す必要はなさそうだ…」
謙信は舞の身体に覆い被さると、硬くなった自身を舞の中へと一気に押し込んだ
「ひああ……っ!!や、ああ…っ!」
押し込まれた熱に背中を反らせ悲鳴に似た声を上げるが、そのまま激しく打ち付けられる
グチュっ、グチュっと水音を響かせながら抽挿は繰り返され、舞は首を左右に振った
(謙信様の背中に手を伸ばしたい…。抱きしめたいのに…)
「ああ…っ、謙信様……っああ!!」
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