• テキストサイズ

イケメン戦国 短編集 R18

第2章 優しい嘘に御用心? (謙信×舞) R18



.

内乱の鎮圧の為、出陣してから早5日。

取るに足らない小さな戦だと思っていたが、すぐ戻ると告げて出てきたにも関わらず、後少しの所で激しい抵抗にあい、鎮圧出来ずにいた。


「早々にこの戦を終わらせる為、明日はこの俺自ら先陣を切り、引導を渡してくれる」


謙信は、募る苛立ちを抑えながら、春日山で待っている舞の事を想っていた。

「舞……」

お前と離れてから、もう5日か。
5日とは、こんなにも長いものだっただろうか?




今日には帰城出来ていた筈だった。

今頃は、戦の疲れなど忘れ、お前をこの腕に抱き、お前の温もりを肌で感じていた筈だ。

「明日は必ず戻る…。待っていろ、舞…」



.
/ 273ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp