第11章 第11話
~潤side~
マンションを出てそのままテレビ収録の為、局に直行してきた
収録まであと2時間はあったけど…
潤「はぁー…」
翔の事傷付けるつもりはなかった…
ただ翔の口からハッキリと否定の言葉を聞きたかった
あのキスマークの事…
何もなかったって言ってたけど…ならどうしてその事だけ隠すんだよ…
潤「…って…馬鹿みたいだな…俺…」
これじゃまるでヤキモチじゃないか…
一人考え込んでいたら
<コンコン>
潤「はい…」
和「ヤッホー、久しぶり」
潤「二宮くん…」
和「大野さんもいるよ」
智「どうしたの…何か暗い顔して」
…こんな時に限って大野さんも一緒かよ…
潤「そんな事ないよ」
大野さんに見透かされたくなかった俺は、普段と変わらないよう振る舞ったつもりが…
和「…何か隠してる?」
…二宮くんに見透かされた…