第8章 第8話
雅「はあー…軽くスルーされたな…」
潤「…何が?」
雅「ん?俺の為に毎日味噌汁作ってくれないかな…?って言ったつもりなんだけど…流されちゃったからさ」
雅紀の為に毎日…?
潤「何だよそれ…まるでプロポーズみたいじゃないか」
俺は冗談半分で笑いながら言っていたら
雅「そうだよ」
潤「…えっ?」
雅紀は真顔でそう言ってきた
雅「俺、本気だよ。翔の事好きなんだ」
えっ?ま、雅紀が翔を…?
潤「あ、あのさ…翔は男だぞ?」
雅「そんな事勿論解ってるよ。でも俺はそんなの関係なく翔が好きなんだよ」
雅紀のその顔は真剣そのものだった
雅「…潤は?」
潤「…え?」
雅「潤は翔の事どう思ってるの?」
え…俺の気持ち…?