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例え世界が変わっても【気象系BL】

第7章 第7話


智「翔くん、何かする度に『こっちの自分は』って言ってるでしょ?それを言う度に潤くん機嫌が悪くなってない?」

…そう言われれば…

翔「…そうかも…」

智「でしょ?潤くんはどっちの『翔くん』かなんて関係ないんだ。翔くんは翔くんなんだから」

俺は俺…世界なんて関係ない…

和「ねえ翔ちゃん、翔ちゃんの世界では俺ってどんな人?」

翔「え?どんなって…頭が切れて話上手で…歌も演技も抜群に上手くて…でも何時もゲームしてる」

和「うわー…何か照れるな」

智「ゲームしてるって事以外は殆ど一緒だね」

翔「え?こっちのニノはゲームしないの?」

和「うん」

へえー…同じニノでも違うんだ…

智「翔くんも同じじゃない?」

翔「え?俺?」

和「つまり『櫻井くん』の夢は翔ちゃんじゃなきゃ解らないって事だよ。だから翔ちゃんがやりたい事やれば良いんだよ」

俺がやりたい事…潤もそう言ってくれたけど…

本当に良いんだろうか…

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