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例え世界が変わっても【気象系BL】

第7章 第7話


和「でもさ翔ちゃん、いくら大野さんがスピリチュアリストでも解んない事だってあるよ?」

智「『櫻井くん』と『翔くん』は同じ人物でも異世界の人間だからね。本人を通してでないと解らないから」

翔「あ…そ…だよね」

異世界の人間…そうだよな…俺は皆とは違う世界の人間なんだ…

そんな俺の気持ちが解ったのか

智「翔くん…ごめん言い方が悪かったね。確かに翔くんは異世界の人間だけど翔くんは1人じゃないんだよ。例え異世界でもここでは『櫻井翔』なんだから」

翔「智くん…」

智くんはそう言って何時ものようにフニャッと笑っていた

やっぱり智くんはどこの世界でも変わらないな…

智「でもね翔くん…さっきの言葉、翔くんにも言える事だからね」

翔「え?」

俺にも言える事…?

智「翔くんさ、潤くんに対して何時も自分は『違う世界』を誇張してない?」

…あっ…

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