第6章 第6話
雅「薦めるって事はお眼鏡にかかったって事?」
和「そうだね」
翔「…あの…ひとつ聞いて良い?」
和「何?」
翔「普通スカウトって所属タレントはしないよね?何で2人が…?」
和「まあ、ちょっとね」
…何だ?二宮くんのあの表情…何かあるのか?
和「で、どう?やってみる気ある?」
突然二宮くんに迫られて翔は戸惑っているようだったけど…
翔「…せっかくだけど…やらない…」
潤「え?」
…正直受けると思ってた…
雅「何で?翔くん綺麗だし、喋りもしっかりしてるから良いと思うけど…」
翔「ちょっと事情があって…出来ないんだ…」
もしかして世界が違うって事か?
…何でこっちの世界の『翔』の事ばかり気にするんだよ…
俺は何故かモヤモヤとした気持ちになっていた
そんな事を考えていたら
智「何で?櫻井くん芸能関係やってるんでしょ?」
翔・潤「…は?」
…えっ?何で大野さん知ってるんだ?