第5章 第5話
~潤side~
…おかしいな…
雅「どうしたんだ?潤…さっきからボーっとして…」
潤「えっ…あ、いや…翔が戻ってこないなって…」
雅「翔って…やっぱり知り合いだったの?」
潤「知り合いっていうか…まぁ…あの時以降親しくなったって事だよ」
雅「ふーん…でも確かに店内に居ないね。トイレに行っただけなんでしょ?」
潤「…ってさっきの店員は言ってたがな」
そんな話をしていたら
<ガラー…>
個室のドアがいきなり開き、そこに立っていたのは
「何だ…櫻井くんの知り合いってモデルズコンビか」
雅「え?あれ?二宮くんに大野さん?」
前に翔が話していた大野さんと二宮くんが立っていた
潤「何で2人がここに?翔に何か?」
和「んー…ちょっとね。で、櫻井くんは?」
潤「俺達も解らな…」
ーーー潤っ!ーーー
潤「えっ…?」
…今…翔の声が聞こえたような…
雅「…潤?っておい!」
俺は胸騒ぎをおぼえ、いてもたっても居られずその場を駆け出していた