第4章 第4話
結局俺が最後まで作り(ホントに挽き肉と玉ねぎを混ぜるだけで、味付けもしてなかった)ソースも作った
翔「うわっ!旨っ!」
潤「そりゃあどうも」
2、3口食べて翔を見ると、箸を置き塞ぎこんでいた
潤「…どうした?」
翔「…ごめん…ここに置いてもらってるのに、俺何も出来なくて…」
確かに翔は料理は出来ない、掃除してもすぐに散らかる…ここに置く条件として家事をしろとは言ったけど、その殆んどが出来なかった
潤「…まあ…洗濯だけはマトモに出来るから…料理するのは、俺嫌いじゃないし」
翔「…ありがとう…俺もう少し頑張ってせめて料理位は人並みに出来るようにするから…」
…翔の腕前は少し位では人並みにはならないんじゃないか?
すべて食べ終わり片付けも終わると
翔「じゃあ潤、俺バイトに行くね」
潤「え?今日も行くのか?」
翔はここに来た時に電話があったバイトにほぼ毎日行っていた