第4章 第4話
潤「…どうした?顔が赤いけど…」
翔「えっ!な、何でもないよ!ああ、ありがとう!」
そう言って翔は慌てて俺から腕を離したけど、何故か照れてるようにも見えた
何で男同士で照れてるんだよ…変な奴…
潤「で?何作ろうとしてたんだ?」
翔「えー…っと…ハンバーグ…」
潤「ふーん…出来るの?」
翔「な、なんとか。あと挽き肉と玉ねぎを混ぜて焼けば…」
…混ぜて焼くだけ?
潤「なあ…ちゃんと空気抜けよ」
翔「へ?空気?」
うわー…やっぱり解ってなかったのか…
潤「あのな、ハンバーグは中の空気を抜かないと、焼いた時ボロボロになるんだよ」
翔「えっ!そ、そうなのか!?ど、どうやって抜くの?」
潤「こうやって両手でキャッチボールするようにやるんだよ」
俺は翔の目の前でやって見せた
すると翔は目を輝かせて
翔「わっ!凄い!成る程、そう言う事なんだ!」
何が凄いんだよ…ってかハンバーグって異世界でも作り方一緒だよな…?