第3章 第3話
潤「パラレルワールドって…あの映画とかであるやつ?確か今の世界と並行して存在する異世界…だっけ?」
翔「うん…」
…コイツ…大丈夫か?
俺が思い切り不審に思っていたら
翔「…お前…今俺の事アブナイ奴だと思っただろ」
ギクッ!
潤「いや、そんな事は…!」
翔「良いよ別に…俺だって信じられないんだから…こんな非現実的な事…」
まぁ…そうだろうな…
潤「何か心当たりあるのか?」
翔「無くもないけど…」
そう言ってそいつは何か考え込んでいた
その時ふと俺は気になって
潤「なあ…あんたの世界の俺ってどんな奴?」
俺が尋ねると少し驚いた顔をして
翔「俺の言う事、信じてくれるのか?」
潤「んー…何でだろ…あんたが嘘をつくような奴じゃないって思ったから…」
俺がそう言うと
翔「…ありがとう…」
目に涙を滲ませながら微笑んでいた
…ヤバい…何でこんなにドキドキしてんだろう…