• テキストサイズ

例え世界が変わっても【気象系BL】

第14章 第14話


そんな事を話していたその時

<ガラー>

雅「えっ?」

翔「…潤…」

病室の入り口に潤が佇んでいた

そして俺に近付いてきて

翔「えっ…じ、潤?」

突然俺の事を抱き締めてきた

潤「…ごめん…翔…」

翔「え?」

…え?な、何で潤が謝ってるんだ?

潤「翔は俺の事をそんなに気遣ってくれてるのに…俺は自分の事しか考えてなかった…お前だって1人別世界に放り込まれて、不安でしょうがなかっただろうに…」

翔「潤…」

すると潤は俺から身体を離して

潤「約束するよ…お前は俺が必ず元の世界に戻してやる…だからそれまでは俺の側にいてくれ…翔…」

俺はその言葉を聞いて涙が止まらなかった

翔「潤…」

潤「何だよ…人の事言えないな翔…」

そう言って潤は俺の涙を指で拭ってくれた

翔「う…煩いな!」

潤「ハハ…」

翔「…潤…」

潤「ん?」

翔「…ありがとう…」

俺がそう言うと潤は穏やかに笑っていた

/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp